ハードディスクをSSDへ交換
SSDとは?
価格の手頃感も出てきまして、HDD→SSDへ交換のご依頼も増えてきました。そもそもSSDとは「ソリッド・ステート・ドライブ」の略称で、いわゆる記憶装置である、従来のハードディスクドライブに当たるものです。
HDD(ハードディスクドライブ)は、モーターで円盤のような磁気を回転させ、電気信号でそのディスクへデータを書き込んだり読み込んだりする構造、パソコンの中では比較的低速な部品でハードディスクの読み書きの遅さが、PC性能(処理速度)のボトルネックになっていると言われてきました。
SSDはHDDと違い、基盤内にデータを直接書き込みます。HDDのような物理的に動くものがなくより高速な処理が可能なります。静音で耐久性もあるので費用に優秀な機器なのですが、高額なのがネックでした。最近では1GBあたり単価10円に迫るなどとも言われていて、まだ一部の特販物ですが実用的な500GBくらいのサイズがHDDと価格が大きく変わらず購入できるケースもあるようです。
パソコン購入時にこんな買い方はどうですか?
当方でも、パソコンのスピードアップをしたいとご要望でSDDへの交換をお受けしますが、何年か使った後でなく、購入段階(購入直後)にSSD交換をする前提でモデル選択するというのも良いのではないでしょうか?
要するにPCはCPUなど基本性能がスタンダード(廉価版)なモデルでも、SSDに交換することで上位機種と遜色ない体感スピードが得られます。ご自身でSSD交換が自信がないので業者依頼という方でも総費用的にメリットが見込めるのではないでしょうか?
例えばこんな比較
NECノートパソコンの定番機「NS-150」というモデル、スペックは
CPU:Celeron N4000(Gemini Lake)/1.1GHz/2コア
ストレージ容量:HDD:1TB
メモリ容量:4GB
※2018年春モデル(2019年春継続)
こんな感じですが方やSSD採用の上位機種「NS600/M」
CPU:AMD Ryzen 7 2700U/2.2GHz/4コア
ストレージ容量:SSD:256GB
メモリ容量:4GB
※2019年春モデル(HDDモデル、IntelCPUモデルもあり)
この両モデル(量販店などで販売してます)実売で40,000円〜50,000円価格差があります。
CPUの性能は体感しにくい
高性能のパソコンが処理速度が早いのは言うまでも無いことですが、一般の方のご利用ですと、速さを体感しているのは起動などのレスポンスのみです。
インターネット閲覧や事務系の作業では実はそう変わりありません。
パソコンの各種動作は記憶装置(ハードディスクやSSD)への読み書きのアクセス速度によるものですので、廉価版のCPUでも読み書きの速度が早いSSDに変えれば劇的に早いPCになるのです。メモリも最近のモデルは入門機から中位モデルまで4GB搭載していますので、通常は十分かと思います。
(ただし、ゲームやグラフィック制作などPCに負荷がかかる作業をメインにパソコンをご利用の方は例外です。CPU性能やRAMを重視する必要があります。)
確かにCPU性能は数値的には段違いですが、一般のご家庭用または法人でも事務処理用などでしたらCPUはCeleronで十分です。
潜在的な性能よりも、毎日のPC起動やアプリケーションのレスポンスが早くなるだけで一般的には相当快適に感じます。
ちなみに当社では240GBのSSD交換作業を19,800円〜(SSD代込み)提供しています。交換作業を業者に依頼してもメリットを感じる方が多いのではないでしょうか。
パソメディアは
出張、診断無料で安心!
027-257-0083
受付・予約9:00〜18:00
作業対応7:00〜22:00(ご予約優先) 日祝対応可能
a:2773 t:2 y:1