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ご自宅のWi-Fi 調子どうですか?

電波が弱い? 無線LAN 中継器で家中すみずみまで快適に使えるか検証!

 2013年時点で家庭内無線LANの普及は約4割とのこと。パソコンの所有台数またモバイル端末の普及もあってますます当たり前のものになりそうです。

ただ無線接続はとても便利な方法なのですが、ご自宅の環境に左右されることがあり
〜この部屋でやると遅い、つながりにくい〜
なんて不便を感じている方も多いのではないでしょうか?

実は私自身も自宅で不便をずいぶん前から感じていました。
自分の場合、自宅兼事務所の2階、仕事スペースにルーターがあり有線、無線併用でなんら問題ない環境です、しかし1階の生活スペースのパソコン(家族が多く利用)は無線LANルーターから距離があり、非常に不安定な状況でしたので改善に着手しました。

無線エリア内の通信状況の現状をしらべる

宅内の見取り図


先ず現状を数値的に確認しました。右図は無線ルーターとパソコンの位置関係です。
二階が事務所スペースで有線、無線混在、無線は最も距離がある物で約3m、一階は対角線で最も距離がある位置に家族共用のPCがあり、これが非常に不安定。1階のこの部屋付近ではスマートフォンのWi-Fi利用も3G接続の時と体感的に変わらない状況。

地点A(無線LANルーター位置)
地点B(距離中間位置)
地点C(電波が最も弱い場所)


電波強度をAndroid版 Wi-Fi analyzerにて計測
(注)通信強度は1mwに満たないのでマイナス表示です。従って数字が小さいほど強いということです。

地点A計測地点B計測地点C計測
地点A -50dBm地点B -70dBm地点C -85dBm
パソコン側の受信状況

 ルーター付近3mほどの距離での計測に比べ、問題のエリアは
40%以上電波強度が減衰しています。中間地点は一階の最短距
離位置よりも高い値がでました。理由としてはルーターの真下が
ポーチ(外)になっていて1階、2階が窓越しで電波の通りが良
くなっているということが予想されます。

ちなみにパソコン側の受信表示は 速度18Mbps シグナル非常に弱いとなっています。

電波の中継を検討する

中継機能付きバッファロー無線機 現行品

最近の無線ランルーターは安価でも中継機能がついている物が多いです。
右の写真はバッファローのスタンダードモデル(WHR-300HP2)ですが
店頭で4,000円ほどで手に入るので手軽です。



でも中継地点に据え置くことを考えると大きさに難ありです。
設置場所によっては、邪魔になると思われます。

そこで中継専用機を検討

無線LAN中継機

外部アンテナ付きのエレコム(LAN-RPT01BK)コンパクトかつコンセント付きなのでスッキリと設置できます。業界最小とのことです。

少々高いのですが、専用機ですので設定も楽なのではと購入を決めました。価格は店頭で5,000円前後のようです。

※周波数2.4GHz帯の中継に対応します。5GHzは非対応です。

(参考)5GHz対応機 WN-AG300EX ツクモネットショップ

パッケージに「すみずみまで届く!
とあり期待大です。

次ページに続く>>>「実際にやってみた」無線LANの電波改善(2)

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