無線LAN機器のグレードを変えてみた

価格の高いWi-Fi機器に替えるとより快適になるのか試してみる!

無線LANのIEEE802.11ac対応、中継機の導入などで自宅事務所の無線環境が改善されたことは以前のコラムでご報告した通りなのですが・・・。

検証コラム「無線LANそれでもつながりにくい時は」

最近、さらなる高性能をうたうWi-Fi機器や中継機器が目に付くようになり、どうしても試してみたくて変更しちゃいました。

それでは、環境変更後の検証をご報告します!

画像の説明

□ Wi-Fi環境のビフォーアフター

以前の機器類

WHR-1166DHP(無線親機)WEX-733D(無線中継機)の組み合わせです。

ルーターから一番遠いPCにはWI-U2-433DM(無線子機)を付けIEEE802.11ac対応化しています。現状ではどの場所でも特に使用上の不満はない状態なのですが、家族がスマートフォンで動画を見たりすると若干不安定さがある時が

画像の説明  このタイプに変更します。

WXR-2533DHP
(写真)無線LAN親機 11ac/n/a/g/b 1733+800Mbps エアステーション
ハイパワー Giga 1.4GHzデュアルコアCPU搭載 WXR-2533DHP2

まずは無線LAN親機 BUFFALOの業務用以外では多分一番高性能なやつです。

無線中継機器 画像の説明
(写真)エアーステーションハイパワーWEX-1166DHP 無線中継専用機

今回も中継専用機を使用します。これも中継機としては最上級の製品のようです。
箱を開けて少し驚いたのは電源延長コードとスタンドが付いていたこと。
コンセント直挿しには少々大きいので良かったです。

□ この環境で実験します

宅内の見取り図


図は無線ルーターとパソコンの位置関係です。検証は2Fのルーター付近と1Fの最もルーターから離れた場所で速度計測の比較をします。

地点A(無線LANルーター位置)
地点B(中継機設置はここ)
地点C(電波が最も弱い場所)

使用デバイス iMac2015・iPhone6・レノボノート・レッツノートSX5で実験

機器地点A 2Fルーター位置地点C 1F
変更前変更後変更前変更後
レッツノートSX561.6Mbps62.7Mbps35.7Mbps45.7Mbps
iPhone6112.1Mbps114.5Mbps25.1Mbps65.9Mbps
レノボノートB59029.5Mbps29.5Mbps
iMac201575.1Mbps102.7Mbps

結果は?

二階のルーター付近では当然ながらスピードの向上は数値的にそれほどありませんが、体感としては少しレスポンスが良くなったかな?という印象を受けました。一階の最も無線LANから遠い場所での計測は、明らかに速度向上が見られました。特にApple製品は距離が離れても安定、AC対応の無線チップの性能と親機のビームフォーミングという機能の恩恵でしょうか?
家族が使用している他のiPhone6も安定した結果でした。

レノボのノートPCは計測結果が変わりませんでした。無線子機でAC対応済みなのですが、CPUがCeleronということで性能の限界なのでしょうか。ただし複数回の計測で速度のばらつきがなくなったのでやはり高性能無線ルーターの恩恵は受けているように思われます。

数日使用して見て、体感的にはあまり大きな変化は感じていませんが、機器複数同時利用の際の不安定さがほとんどなくなりました。鉄筋構造の住宅や3階建て、家族が多くスマートフォンなどの機器が多い方などは導入すると効果が実感でき、良い投資になると思います。

無線親機の機能(参考)
・MU-MIMO
複数の端末の通信を同時に処理できる「MUーMIMO」に対応。
最大3台の端末で速度を落とさず快適な高速通信が可能。

・ビームフォーミング
家中を動き回る機器を狙い打ちし通信を安定・高速化する機能

まとめると

  • 距離が離れるほど効果が出る
  • 11ac(5GHz)対応機器のさらなる速度向上が見込める
  • スマートフォン(特にApple製品、多分ビームフォーミングの影響)はかなり効果があがる
  • 宅内全体で接続速度のばらつき(不安定さ)が少なくなる
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